『おから』の新たな可能性を切り拓く ~TOFU RESIN製造技術の確立~|群馬産業技術センター|群馬県

この動画では豆腐製造時できる「おから」を使ったプラスチック製品の開発について紹介しています。
 豆腐製品のリーディングカンパニーである相模屋食料は豆腐、厚揚げ、油揚げといった伝統食材の他にも「おとうふの世界を広げる」をキャッチフレーズに「焼いておいしい絹厚揚げ」、「ひとり鍋シリーズ」をはじめとした革新的な商品を製造販売し、豆腐製品の新しい価値観を創り出してきました。
 一方で豆腐の製造工程でできる「おから」は一部食用や飼料、猫砂などに再利用されていますが、産業廃棄物として処理されるものも多く、長年豆腐業界の大きな課題になっているのが現状です。そこで、群馬産業技術センターと協力しながら「おから」とプラスチックをに混合したバイオマスプラスチック(TOFU RESIN)の製造技術に関する研究を進め、これまでに「植物の生育を促進する育苗ポット」、「レジ袋、ゴミ袋」などいくつもの新製品を開発してきました。
 TOFU RESINにはまだまだ沢山の潜在的な用途があります。また、本研究開発の方向性は国や県の推進するグリーントランスフォーメーション(GX)関連の施策にも合致します。このことから今後も産業技術センターと連携しながら、 「おからの新しい価値創造」をコンセプトに様々な製品開発に取り組んでいきたいと思います。

【関連ホームページ】
■相模屋食料(株)ホームページ https://sagamiya-kk.co.jp/
■群馬産業技術センターホームページ https://www.tec-lab.pref.gunma.jp/

【担当課連絡先】
群馬産業技術センター 環境・エネルギー係、応用機械係、機械技術係(027-290-3030)

#おからの有効利活用
#プラスチック削減 #GX

2025.10.17

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