「血液中のがん細胞濃縮装置開発への挑戦」群馬県立産業技術センター～こんなことやってますシリーズ～with (株)梁瀬産業社、東京大学｜群馬産業技術センター｜群馬県

体内にがん腫瘍が発生するとその一部の細胞が血液中に流れます。これが、CTC（血中循環がん細胞）と呼ばれています。CTCは血液10ｍＬ中に数個しか存在せず、この検出は非常に困難でした。そこで、CTCのみと接合する抗体をマイクロ・ナノ孔のポリスチレンファイバーにコーティングしたフィルターを開発しました。さらに、血液を前処理不要で目詰まりなく処理するがん細胞濃縮装置を開発しました。

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